今日はクリスマス。
クリスマスにゆかりのある香りをご紹介します。
家族や大切な人と過ごしたり、美味しいものを食べたり、プレゼントを贈りあったりして楽しむ日というイメージが強いですが、本来はクリスマスはキリストの生誕を祝う日。
キリストが生誕したときに東方の三博士がお祝いに送ったものが「黄金」「乳香」「没薬」と伝えられています。
アロマでは「乳香」はフランキンセンス、「没薬」はミルラで知られていて、どちらもソマリアやエチオピアなど、乾燥した地域で育つ木の樹液(樹脂)から抽出される精油です(当時はまだ蒸留技術はなかったので精油ではありません)。
「黄金」と同等の価値であったことからわかるように、どちらも大変高価で貴重なものでした。
またさらにさかのぼると、「乳香(フランキンセンス)」「没薬(ミルラ)」は古代エジプトでも儀式に薫香(冷え固まった樹脂などを焚く)として使われたり、「没薬」はミイラ作りの殺菌や防腐剤として使用されたと伝えられています。
古くから呼吸器のトラブルに使われてきたフランキンセンスは、普段のアロマトリートメントやスキンケアに使いやすく、活躍しています。
時間に追い立てられていたりストレスなどで呼吸が浅くなっている時に、すっきりしつつ落ちつけておすすめです。
木の精油に多く含まれるα-ピネンや、柑橘系の精油のほとんどを占めるリモネンも成分に含んでいて爽やかさもありますが、冬の澄んだ空気のような印象を持つ精油です。
香りを試したい方はお気軽におっしゃってください。
クリスマスの小さな飾り、今日でお片付けは名残惜しいですが、また来年活躍してもらいましょう!
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