中之島公園にある東洋陶磁美術館で開催中の、2つの特別展「フィンランド陶芸」「マリメッコ・スピリッツ」を観に行きました。
アラビア製陶所の美術部門では、作家たちは自由な創作を認められていたそう。そこで作られた作品は、どれもとてもユニーク。
ミハエル・シルキンのくるっと丸まったキツネ、
口元が優しいラクダ。
猟師とクマがにらめっこしている、1人と1匹の足あと付きの壺。
よく見たら貫入が描かれているポスターもステキ。
アーツ・アンド・クラフト運動に影響を受けたアイリス工房の、赤土の色合いと模様が可愛らしい。
釉薬使いがとてもきれいなホルツァー=シャルバリの陶芸。
キュッリッキ・サルメンハーラの作品、ぶあんとせり出してくる形と土の質感が面白い。
カイ・フランクデザインのスタンダードな食器も展示されていましたが、自ら絵付けした食卓ベルの絵が可愛すぎます。
陶器ビーズでできた鳥さん、緑が見える所に置いてもらえて、心地よさそう。
マリメッコのテキスタイルでは、苔寺からインスピレーションを受けたという「コケデラ」のスケッチや原画がきれいでした。
東洋陶磁の常設展示は、点数も多くて何回行っても見飽きません。
奈良三彩の薬壺。
お気に入りは蓮の花の模様がある白磁。アイボリーの柔らかい色合いが好きです。
国宝・油滴天目茶碗もゆっくり鑑賞することができます。
お顔がユーモラス!
珍しい鼻煙壺コレクションも。小さいながら細工が凝っているものばかりで見応えがありますよ。
大阪市立東洋陶磁美術館
特別展は10月14日(月)までです。
※フラッシュ無しなら写真撮影は可能でした。
LITTLE FORESTの貸出図書コーナーには、ただいまフィンランドや北欧関連の本も置いています。貸出無料ですので、お気軽にご利用ください。
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