日があいてしまいましたが、1月22(日)に開催した「大人が楽しむボードゲームデー」のレポートです。
この日はお天気が悪く寒かったにも関わらず、お越しくださりありがとうございました!
『キング・オブ・トーキョー』。
トーキョーを舞台に巨大怪獣が大暴れ。
自分以外の全ての怪獣をやっつけるか、自分の勝利点20を獲得すると勝ちになります。
6個のサイコロを振って「勝利点」「エネルギー」「回復」「攻撃」を得ることができます。たくさんのサイコロを振ってキープするのは『ヘックメック』と似てまいます。『ヘックメック』と異なるのは、キープしたサイコロも含めて2回振り直せる点。
トーキョーに入れるのは一体だけ。居座り続けると勝利点は増えていき、他の怪獣全員にダメージを与えられます。
しかし、トーキョーでは「回復」できないので、ほうほうのていで逃げ帰ってくることも。
とりあえず上京?する人や、準備万端にしてから上京する人などさまざま。
一見可愛いらしく、よく見たらちょっぴり怖いイラストの『コヨーテ』。
インディアン・ポーカーのように、自分のカードの数字を見ずにおでこの前にかざします。
他の人が出しているカードの数字を確認して、場全体の数字の合計がいくつになるか推測し、時計回りに数を宣言していきます。
ただし、前の人が言った数字より、必ず大きい数字を宣言しなければいけません。
自分の前の人が宣言した数字が、場全体の合計より大きいと思ったら「コヨーテ!」と言い、全員のカードを計算します。
もしオーバーしていたらオーバーした数字を言った人が1outで、オーバーしていなければコヨーテを宣言した人が1outになります。
身代わり人形が2回まで守ってくれ、3回目に脱落です。
数字には2倍になるカードやマイナスカードも含まれるので、
「そんなに釣り上げて大丈夫?」とか「そんなに小さいとこからスタート...?」とソワソワしてしまいます。
横着してカードスタンド使っていました。
『ダンジョン・レイダース』。
魔法使いや騎士などの職業を選んで5つの階層の洞窟を探検し、財宝を手に入れることを目的とします。
各自1〜5の数字カードを手札にし、ダンジョンカードを1枚ずつ確認します。
財宝カードが出た場合、最も大きな数字を出した人が手に入れることができます。
モンスターが出た場合、“モンスターの数字<全員の数字の合計”になると倒すことができます。モンスターに負けた場合は最小の数字を出した人が被害者に。
どのタイミングでどの数字のカードを使うか、他の人を出し抜くことを考える大人のゲーム。
『世界の七不思議』。
ギザの大ピラミッド、ロードス島の巨神像、バビロンの空中庭園など、古代世界の七つの偉大な建造物をテーマにその文明を発展させるゲーム。
それぞれ文明をひとつ選んだら、全員同時に手札のカード1枚を自分の場に出し、施設を建造します。
建てる施設によって資源生産力・科学力・軍事力・文化力などを強化できます。
その後残りの自分の手札をまるごと隣の人に渡します。
ですので、自分に必要なものと隣人に渡したくないものの間でどれを取るか迷います。
ゲームの面白さはさることながら、カードの置き方の指定やコンポーネントのデザインが、ゲームを見た目に理解しやすくしていると感じます。
便利なことに『世界の七不思議』得点計算アプリがありますよ。今回は大接戦でした!
新しく入荷したペンギンおはじきゲーム『アイスクール』。
「ねえねえ、授業さぼって魚とりに行かない?」「いいねいいね!」
ヤンチャなペンギンたちと、真面目な風紀委員ペンギンの追いかけっこです。
おきあがりこぼしの構造になっているペンギンを指で弾いて、通路をくぐり抜けお魚を手に入れます。
風紀委員は他のペンギンに体当たりし、生徒手帳を取り上げます。ペンギンに生徒手帳という発想が素敵。
アクションゲームなので、ボードゲーム猛者たちも、いつも通りコトが運ばず…。子供も混じって遊んだらどうなるだろうな〜?
途中、見学にいらっしゃった方々に、お試しで『ハンズ』に混じっていただきました。
『ハンズ』は手でコミュニケーションを取るゲーム。
手札にある絵を見て、そのとおり手で表現し、同じ手をしている人とカードを見せ合って、合っていれば得点カードとして自分の前に置きます。
黄色いカードは両手のポーズ。両手でポーズする人がいたら、無条件にそのポーズを真似ます。最後まで気付かなかった人は、マイナスポイントになる黄色いカードを引き取らなければいけません。
自分の手札に必死になっていると、全く周りが見えてないなんてことも!
言葉がいらず適度にヒートアップする感じが、海外の人や初対面の人と打ち解ける良いきっかけになるかもしれません。
クニツィア先生デザインの『交易王』。
時代は大航海時代。プレーヤーはその時代の商家となって交易で財を成すことを目的とします。
市場の商品需要を見ながら、これからくるであろう商品を自分の船に乗せます。
ちなみに商品は塩・藍・麻・胡椒・木綿・銅。
市場に出ているカードの色の商品(キューブ)を船に乗せている人全員が、コインを得ることができます。
当然ながら市場で流行っている商品は次々と塗り替えられていきます。
「藍の時代くるよ、これからは藍!」と息巻いていたのにブームおこらず、なんて残念なことも。タイミング重要です。
次回の「大人が楽しむボードゲームデー」は2月26日(日)です。
どうぞお楽しみに♪